XMのレバレッジは高い?低い?
レバレッジが制限される原因は?
海外FXの魅力の一つは高いレバレッジにあります。
そのため、日本人の間で人気が高いXM Trading(エックスエム)を利用する際も、レバレッジが気になる人は多いでしょう。
本記事では、XMのレバレッジのルールや制限される条件、設定や解除の方法などを解説します。
XMに興味がある方や、レバレッジ取引をしやすい海外FX業者を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
XMについては「XM Tradingの口コミ・評判」の記事で詳しく紹介しています!
- XMのレバレッジは最大1000倍
- これは多くのトレーダーにとってちょうど良い数値
- 無謀なトレーダーのゼロカットの損失を補填しなくていい
- 1000倍あればハイレバレッジの取引もできる
- 制限される条件は通貨ペアや口座タイプなど
- 設定や解除の方法も簡単
- XMは日本人の間で最も人気がある海外FX業者の1社
- 口座開設のみで13,000円のボーナスももらえる
- 興味が湧いたら以下のボタンから公式サイトをチェックしてみよう
XMのレバレッジとは?
ここではXMのレバレッジの概要を、以下の内容に分けて解説します。
- XMの最大レバレッジは1000倍(以前は888倍)
- 他の海外FX業者との比較
- 最大1000倍は他のトレーダーの損失補填が少ない
XMの最大レバレッジは1000倍(以前は888倍)
XMの最大レバレッジは1,000倍です。
公式サイトでも下の画像の通り「1倍から1000:1倍まで」と書かれています。
以前の最大レバレッジは888倍で、ヤフー知恵袋などでその頃の質問が見られます。
(公式サイトではおそらく紛らわしさをなくすために、完全に削除されています)
他の海外FX業者との比較
XMの「最大1000倍」というレバレッジが、他の海外FX業者と比較して高いのか低いのか、という点を知りたい人も多いでしょう。
海外FX業者を最大レバレッジの大きい順に一覧にすると、以下の通りです。
業者名 | 最大レバレッジ |
---|---|
Exness(エクスネス) | 無制限 |
BigBoss(ビッグボス) | 2,222倍 |
HFM(エイチエフマーケッツ) | 2,000倍 |
easyMarkets(イージーマーケッツ) | 2,000倍 |
XM Trading(エックスエムトレーディング) | 1,000倍 |
FXGT(エフエックスジーティー) | 1,000倍 |
IS6FX(アイエスオーエフエックス) | 1,000倍 |
Titan FX(タイタンFX) | 1,000倍 |
Vantage(ヴァンテージ) | 1,000倍 |
AXIORY(アキシオリー) | 1,000倍 |
IronFX(アイアンエフエックス) | 1,000倍 |
Swift Trader(スウィフトトレーダー) | 1,000倍 |
Axi(アクシ) | 1,000倍 |
IC Markets(アイシーマーケッツ) | 1,000倍 |
見ての通り、XMと同じ「最大1,000倍」という業者が多く存在します。
中堅以上のある程度メジャーな業者の中では、最大1,000倍は「上から5番目」程度のハイレバレッジです。
こう書くと「XMはそれほどすごくないのか」と思うかも知れませんが、そうではありません。
理由は「自分が必要としない最大レバレッジは、マイナスになる」ためです。
最大1000倍は他のトレーダーの損失補填が少ない
最大レバレッジは「そのレバレッジにしなければ良いだけだから、大きいほど良い」と思う人もいるでしょう。
しかし、例えばレバレッジ無制限や2000倍の場合、無理なハイレバ取引をするトレーダーが増えます。
そして、彼ら・彼女らが失敗して「ゼロカット」をされるケースも、当然一定の割合で起こります。
このゼロカットのマイナス分は、業者が補填します。
業者が補填するということは、その分コストが増えます。
コストが増えれば、スプレッドや手数料などの形で、他のトレーダーの負担となるわけです。
そのため「自分が必要としない巨大なレバレッジは、ない方が良い」のです。
しかし、レバレッジが大きければ少額の資金でも大きな利益を狙いやすいメリットがあります。
そのメリットとデメリットのバランスを考えた時、多くのトレーダーにとって適切なレバレッジは「1000倍」なのです。
そのため、XMも含めて主要な海外FX業者の大部分が「1,000倍」に設定しています。
ゼロカット(追証なし)なので借金にならない
XMではゼロカットシステムが採用されています。
これは「どれだけ大きな損失が出ても、マイナスにはならない」というものです。
つまり、全資金を失って「ゼロ」になることはありますが、借金までは発生しないということです。
FXのこのような借金は追加証拠金(追証)といいますが、この追証がXMにはないということです。
この仕組みはXMだけでなく、多くの海外FX業者で共通の仕組みです。
XMのレバレッジ制限を解除する方法
XMのレバレッジ制限を解除する方法は、以下の2つです。
- 口座残高を4000ドル(約640万円)未満にする
- 残高以外の原因(原因が不明)の場合
口座残高を4000ドル(約640万円)未満にする
口座残高が4,000ドル以上だと、レバレッジ制限がかかります。
この場合、出金して残高を減らすことで、レバレッジ制限を解除できます。
出金するためにはまず「ログインページ」から、マイページにログインします。
このような画面になるので、レバレッジ制限を解除したい口座を選びます。
口座を選んだら、残高の下にある「出金」のボタンを押します。
このように出金方法を選ぶ画面になります。
(上の画像では2つしか見えませんが、下の方にあと6つほどの支払い方法があります)
これらのうち好きな方法で出金をし、残高を4,000ドル未満にすれば、レバレッジ制限が解除されます。
残高以外の原因(原因が不明)の場合
口座残高以外の原因でレバレッジ制限をされる場合、基本的には原因がわからない状態です。
そのため、XMの日本語サポートデスクに対して、制限を解除して欲しいという問い合わせをしましょう。
何か原因がある場合、特定の条件をクリアしたら解除してもらえる、という流れになることが多いです。
また、ただの手違いであった場合も、すぐに解除してもらえます。
XMのレバレッジが規制・制限される原因
XM Trading(エックスエム)でレバレッジが制限・規制される原因は、以下の通りです。
- 通貨ペア・銘柄
- 証拠金残高
- 口座タイプ
- 取引数量(ロット数)
通貨ペア・銘柄
通貨ペアや取引する銘柄(CFD・暗号資産など)によって、最大レバレッジが異なります。
そのため、通貨ペアや銘柄によっては最大1000倍ではなく、最大50倍などの小さなレバレッジになることもあります。
例えば、通貨ペアの場合はEUR/DKK(ユーロ/デンマーク・クローネ)などの通貨ペアが、最大50倍となっています。
CFD銘柄(商品・貴金属・エネルギーなど)や暗号資産も、それぞれの最大レバレッジを持っています。
例えば外貨(通貨ペア)の場合、以下の銘柄は最大レバレッジの制限があります。
最大レバレッジ | 通貨ペア |
---|---|
400倍 | CHFを含む全通貨ペア |
100倍 | USDTRY |
50倍 | EURDKK・EURHKD・GBPDKK・USDDKK・USDHKD・USDCNH・EURRUB・USDRUB |
仮想通貨は特に不安定なので、最大50倍の銘柄が多くなっています。
証拠金残高
証拠金の残高によってもレバレッジ制限がかかります。
残高が多いほど制限が厳しく、残高が少ないほどゆるくなります。
残高別の最大レバレッジは、以下の通りです。
証拠金残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
40,000ドル以下 | 1,000倍 |
40,001 – 80,000ドル | 500倍 |
80,001 – 200,000ドル | 200倍 |
200,001ドル以上 | 100倍 |
4万ドルは約640万円(1ドル160円の場合)です。
証拠金がこのレベルまでは最大1000倍ということで、ほとんどのトレーダーの方々は、最大1000倍のレバレッジを利用できます。
なお、証拠金残高が大きいと制限がかかる理由は「動く金額が大きくなる」ためです。
大きな金額で損失を出されたら、ゼロカットの金額も大きくなり、業者の補填分が増えます。
これは他のユーザーにとっても不利益になるため、高額のハイレバ取引は規制されるわけです。
口座タイプ
XMの口座タイプは4種類に分かれますが、それぞれ最大レバレッジが以下のようになっています。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
スタンダード口座 | 1,000倍 |
マイクロ口座 | 1,000倍 |
KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
ゼロ口座 | 500倍 |
見ての通り、ゼロ口座のみ500倍で、あとは全て1000倍です。
ゼロ口座とは、最小スプレッドがゼロの口座です。
ゼロ口座のみ制限がかかる理由は、XMにとってスプレッド収入がなくなり、ゼロカットの補填が難しくなるためです。
XMでは取引手数料がありませんが、それに加えてスプレッドもほぼゼロとなると、利益を出すのが難しくなります。
そのため、ゼロカットによる損失補填も少なくする必要があります。
そのため、最大レバレッジの制限がかかるということです。
取引数量(ロット数)
取引数量(ロット数)によっても、レバレッジ制限がかかります。
ロット数ごとの最大レバレッジを一覧にすると、以下の通りです。
ロット数 | 最大レバレッジ |
---|---|
〜5 | 1000倍 |
5~40 | 500倍 |
40~120 | 250倍 |
120~200 | 50倍 |
200ロット以上 | 1倍 |
XMの1ロットは1,000通貨であるため、5ロットは5,000通貨です。
これは、ドル円ペアであれば「ドル円ペアを5,000個買う」というイメージになります。
仮に1ドル160円だとしたら80万円です。
つまり、XMでは80万円分のトレードまでは、レバレッジ1,000倍で行えます。
この時に必要な証拠金は「80万円÷1000倍=800円」です。
XMのレバレッジのかけ方と計算・設定方法
ここでは、XMでのレバレッジのかけ方・計算方法・設定方法を説明します。
- レバレッジのかけ方
- レバレッジの計算方法(計算式)
- レバレッジの設定方法
レバレッジのかけ方
FXのレバレッジのかけ方は、以下の2通りです。
- 取引数量(ロット数)を調整する
- 証拠金を調整する
①のロット数を増やせばレバレッジが高くなり、減らせば低くなります。
②の証拠金を増やせばレバレッジが低くなり、減らせば高くなります。
証拠金を増やす方法は追加の入金で、減らす方法は出金や別口座への資金移動などです。
(証拠金は相場の変動によって、リアルタイムで増減しています)
ここまでの説明通り、レバレッジは自分で「何倍にする」と固定できるわけではありません。
例えば10倍で固定したいなら、ほぼ10倍で推移するよう、取引数量か証拠金のどちらかを自分で調整する必要があります。
証拠金の調整は手間がかかるので、大抵は取引数量を調整します。
レバレッジの計算方法(計算式)
レバレッジの計算方法(計算式)は、以下の通りです。
例えば「1,000通貨・1ドル160円・証拠金1万円」という条件を上の式に当てはめると、以下のようになります。
つまり、この場合のレバレッジは16倍となります。
レバレッジの設定方法
XMでは、口座開設をする時に「最大レバレッジ」を設定できます。
これはあくまで「最大」であり「常にそのレバレッジなる」というわけではありません。
先ほど「レバレッジのかけ方」で解説した通り、レバレッジを調整するには「取引数量・証拠金」のいずれかを調整する必要があります。
そのように固定のレバレッジではないものの、最大レバレッジを決めることで「その数値以上のハイレバレッジにはならない」ようにできます。
XMでは以下の17種類の最大レバレッジを選択できます。
- 1,000倍
- 888倍
- 500倍
- 400倍
- 300倍
- 200倍
- 100倍
- 66倍
- 50倍
- 25倍
- 20倍
- 15倍
- 10倍
- 5倍
- 3倍
- 2倍
- 1倍
レバレッジをかけたくない場合は、1倍に設定すればOKです。
XMのレバレッジを確認・変更する方法&手順
ここでは、XMのレバレッジを確認・変更する方法を説明します。
- XMのレバレッジの確認方法
- XMのレバレッジの変更方法
確認方法
まず「ログインページ」からマイページを開きます。
マイページは上のような画面になっています。
表示されている中から、レバレッジを確認したい口座を選びます。
口座を選んだら、金額の右下にある「…」のマークを押します。
このようなメニューが出てくるので、一番上の「口座情報」を選びます。
このように口座情報が出てきます。
この「レバレッジ」の欄に、今の最大レバレッジが書かれています。
変更する方法
変更する方法は、途中まで「確認する方法」と同じです。
変わる部分から説明します。
口座メニューを開いたら「レバレッジ変更」を選びます。
レバレッジ変更の画面では、このように最大レバレッジの選択肢が表示されています。
この中から好きなものを選び「リクエスト送信」を押します。
XMのレバレッジが変更できない原因
XMでレバレッジを変更できない原因は、以下の通りです。
- 証拠金残高が4万ドル(約640万円)以上である
- MT4・MT5・TradingViewなどで変更しようとしている
- デモ口座で変更しようとしている
- 経済指標や重大な経済ニュースの発表前である
- 経済指標のみを狙うトレードを繰り返している
それぞれの対処法を一覧にすると、以下の通りです。
証拠金残高が4万ドル(約640万円)以上である
ここまで説明してきた通り、証拠金残高が4万ドルを超えている場合、最大100倍のレバレッジ制限がかかります。
このため、100倍以下なら自由に変更できますが、100倍以上のレバレッジへの変更はできません。
この場合の対策は、出金して証拠金残高を減らすことです。
MT4・MT5・TradingViewなどで変更しようとしている
MT4・MT5・TradingViewなどの取引ツールで変更しようとしてもできません。
最大レバレッジは「会員情報」なので、XMの会員ページから変更する必要があります。
変更の仕方はこの記事で説明してきた通りです。
デモ口座で変更しようとしている
XMのデモ口座(デモトレード)では、レバレッジの変更ができません。
最大500倍で固定されています。
デモトレードを卒業した後も、500倍以上のレバレッジは初心者には大きすぎるので、この倍率で十分といえます。
経済指標や重大な経済ニュースの発表前である
XMでは、重要な経済指標や経済ニュースの発表前には、レバレッジ制限がかかります。
理由は、こうした指標やニュースの発表時には、相場が大きく変動するためです。
相場が大きく変動すると、高額なゼロカットも多発します。
それはXMのコスト増につながり、他のトレーダーにとっても不利益になります。
このため、指標の発表前にはレバレッジ制限がかかるのです。
その制限以下の数値には変更できますが、制限以上の数値には変更できません。
経済指標のみを狙うトレードを繰り返している
XMでは、経済指標のみを狙うトレードを禁止しています。
この理由は上の段落と同じで、そのようなトレードはゼロカットのリスクが高くなり、XMにも他のトレーダーにも不利益になるためです。
このようなトレードをしていると口座を凍結されることもありますが、レバレッジ制限だけがかかるということもあります。
XMのレバレッジに関してよくある質問
XM Trading(エックスエム)のレバレッジに関してよくある質問は、以下の通りです。
- XMのレバレッジは下げられますか?
- XMの1000倍レバレッジはいくらまで使えますか?
- XMの証拠金はレバレッジに制限されますか?
XMのレバレッジは下げられますか?
XMのレバレッジは下げられます。
会員ページで「最大レバレッジ」を設定でき、一度設定したらこの数値以上のレバレッジにはなりません。
最大レバレッジは1倍〜1000倍まで15種類ほどの選択肢があり、希望に一番近いものを選びます。
リアルタイムのレバレッジである「実効レバレッジ」については、証拠金を追加するか、ポジションを一部決済して減らすことで、レバレッジを下げられます。
XMの1000倍レバレッジはいくらまで使えますか?
XMの1,000倍レバレッジは、有効証拠金が400万円まで使えます。
仮に400万円でレバレッジ1,000倍を適用したとすると、40億円の取引をできることになります。
40億円であれば、相場が0.001%プラス方向に動いただけで、40万円の利益となります。
このレベルの値動きなら短時間で発生することが多いので、400万円の1000倍レバレッジが、いかに大きな力を持つか実感できるでしょう。
XMの証拠金はレバレッジに制限されますか?
順番が逆ですが、XMのレバレッジは証拠金に制限されます。
証拠金はレバレッジを制限する側で、レバレッジに制限「される」ことはありません。
XMでは全ての口座の証拠金の総額が、4万ドルを超えるとレバレッジが制限されます。
いくつかの口座を持っている場合、1つの口座だけでなく、全ての口座の合計で判断するということです。
4万ドルは約560万円ですが、総額560万円になると、レバレッジが最大1,000倍でなくなり、最大500倍となります。
証拠金(有効証拠金)の総額と、最大レバレッジの関係は以下の通りです。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
5〜40,000ドル | 1,000倍 |
40,001〜80,000ドル | 500倍 |
80,001〜200,000ドル | 200倍 |
2,000,001ドル〜 | 100倍 |
まとめると、XMではどれだけ巨額の証拠金をつぎ込んでも、最大100倍のレバレッジは使えます。
また、最大500倍のレバレッジが使えなくなるのは8万ドル(約1200万円)なので、相当なレベルまでは最大500倍は使えます。
【まとめ】XM Trading(エックスエム)のレバレッジ
XMのレバレッジは今回紹介してきた通り、最大1000倍という、多くのトレーダーにとって「ちょうど良い」倍率です。
一部レバレッジ制限がかかる条件はありますが、一般的なトレードをしている分には、制限を受けることはほぼありません。
XMは、程よいハイレバレッジの取引ができること以外にも、多くのメリットがある海外FX業者です。
日本人の間で人気No.1を争う業者なので、興味を持った方は以下のボタンから口座開設を検討してみてください。
XMは口座開設のみで13,000円のボーナスをもらえます!
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