少額の資金かつ短期間でも、大きな利益を狙いやすいことで人気の「海外FX」。

その海外FXに関心を持った時、多くの人が知りたいのは「おすすめの業者」や「人気の業者」でしょう。

このように人気の業者を知ることは重要ですが、海外FXは大きなリターンを狙える分、リスクも大きいことを理解しておく必要があります。

リスクを正しく理解した上で海外FXを利用するのであれば、より賢いトレードをしやすくなるでしょう。

本記事では、そのような海外FXのリスクも説明しながら「おすすめの業者」や「海外FX業者の選び方」などのポイントを紹介します。

海外FXとは

海外FXとは、海外のFX業者が提供するFXのサービスです。

FXは外貨（外国為替）の取引をしますが、この取引の内容自体は、海外でも国内でも同じです。

しかし、そのサービスを提供するFX業者が海外にあれば海外FX、国内にあれば国内FXと呼びます。

海外FX業者の選び方

海外FX業者の選び方のポイントは、以下の通りです。

金融ライセンスの保有は絶対条件

その業者がどの国の業者であっても、金融ライセンスの保有は絶対条件です。

現在世界には約200の国がありますが、そのほとんどの国で、FXのような金融業を行うためにはライセンスが必要とされます。

そのため、海外FX業者がライセンスを持っていなければ、その国で違法に営業している可能性が高いのです。

Financial Commission加入なら補償を受けられる

Financial Commission（ファイナンシャル・コミッション）は、日本語で「金融委員会」と訳されます。

このFinancial Commissionは国際的な機関で、世界の金融サービスにおける紛争解決を目的としています。

FX業者がこのFinancial Commissionに加入している場合、2万ユーロ（約300万円）までの補償を受けられます。

スポーツ等のスポンサー企業なら信頼性が高い

海外FX業者の中には、有名なスポーツチームや大会のスポンサーになっている企業が多く存在します。

主な業者が提携しているスポンサーシップを一覧にすると、以下の通りです。

海外FX業者	スポーツチーム＆大会
XMTrading	ビザ・キャッシュアップ（F1レーシングチーム）
Bybit	レッドブル・レーシング（F1レーシングチーム）
easyMarkets	レアル・マドリード（サッカークラブ）

レアル・マドリードはサッカーに興味がない人でも知っているでしょうし、クレジットカードのVISA（ビザ）やレッドブルの知名度は言うまでもないでしょう。

VISAやレッドブルと並んでスポンサーになること、世界の名門サッカークラブのスポンサーになることには、莫大な資金だけでなく、高い信頼性が必要です。

ボーナスの豊富さで選ぶ

海外FXでは「口座開設ボーナス」を始めとする、多くのボーナスが提供されています。

特に自己資金をほとんど使わずにトレードを始めたい場合、このようなボーナスの豊富さで選ぶことも一つのポイントです。

主な海外FX業者の口座開設ボーナスを一覧にすると、以下の通りです。

海外FX業者	口座開設ボーナス
XMTrading	13,000円分
FXGT	15,000円分
BigBoss	5,000円分
IS6FX	23,000円分

その他のボーナスとしては「初回入金ボーナス」「初回取引ボーナス」などがあります。

日本人トレーダーの口コミ・評判で選ぶ

他のサービスと同様、海外FXでも実際に利用している方々の口コミや評判は重要です。

特に海外FXの場合、日本語対応や日本人向けのサイトデザインも含めて「日本人が使いやすいか」が重要な基準の一つです。

このため、X（旧Twitter）やnote、ブログなどで日本人トレーダーの方々のリアルな評価をチェックする必要があります。

おすすめの海外FX業者

海外FXでおすすめの業者は、以下の10社です。

XM trading

XMTrading（エックスエム・トレーディング）は「海外FXを始めるならまずここから」と、多くの日本人トレーダーの間で高く評価されている海外FX業者です。

最大1000倍という程よいレバレッジで、入出金手数料も無料と、取引コストを抑えやすいことが魅力です。

口座開設ボーナスも13,000円と充実しており、FX以外の株式・金属などの商品にも投資しやすくなっています。

FXGT

FXGT（エフエックスジーティー）は、FXだけでなくエネルギー・金額・暗号資産などのあらゆる対象に投資しやすいことで人気の海外FX業者です。

「海外FXをやりながら他の投資対象にもうまく資金を回転させたい」という方に適しています。

PCI DSS認定を取得しており、カードデータの保護や不正アクセスの防止など、あらゆる部分で資金を保護するセキュリティが徹底されている点も魅力です。

BigBoss

BigBoss（ビッグボス）は最大2222倍のハイレバレッジ取引で人気の海外FX業者です。

特に暗号通貨CFD取引（仮想通貨FX）で業界最狭とも評される低スプレッドを提供していることが特徴です。

「ベストFXブローカー」など多くの賞を受賞しており、ボーナスキャンペーンが充実していることでも支持されています。

Exness

Exness（エクスネス）全世界で80万人以上のアクティブなトレーダーを抱える大手の海外FX業者です。

最大で無制限という圧倒的なハイレバレッジ取引をできることが特徴で、スプレッドの狭さや約定スピードの速さでも高く評価されています。

セイシェル共和国（FSA）・オランダ領キュラソー（CBCS）・英領バージン諸島（FSC）という3つの信頼性が高い金融ライセンスを取得していることも特徴です。

Titan FX

TitanFX（タイタンエフエックス）は、最小0.0からという低スプレッドで人気の海外FX業者です。

最大レバレッジは1000倍で、取り扱い商品は330以上と、投資の選択肢が多いことも魅力です。

MT4・MT5を始めとした10種類の取引プラットフォームを利用できる利便性の高さでも支持されています。

IS6FX

IS6FX（アイエスシックス）は、20万以上のアカウントを抱える人気の海外FX業者です。

7年以上の運営歴があり、パートナーとして活躍するFXトレーダーは8,000人を超えます。

海外FXの世界で権威のある「FOREX Award」でも3冠を獲得するなど、業界内で高い評価を受けています。

iForex

iForex（アイフォレックス）は、120以上の国・140以上の地域でサービスを提供している大手の海外FX業者です。

16以上の言語に対応しており、750以上の銘柄を売買できます。

最大400倍のレバレッジや最小0.7pipsからという低スプレッドなど、多くの特徴を持ちます。

Traders Trust

Traders Trust（トレーダーズトラスト）は、最小スプレッドが0.0pipsからという、スプレッドの狭さで人気の海外FX業者です。

平均約定スピードが0.13秒とスピーディーに取引が成立することが特徴で、最大3000倍という非常に大きいレバレッジを利用できます。

メジャー・マイナー・エキゾチックのいずれの通貨ペアも豊富で、合計54種類のペアを取引できます。

LANDFX

LANDFX（ランドエフエックス）は、最大2000倍という非常に高いレバレッジをかけられることが特徴の海外FX業者です。

0.0pipからという業界最狭を謳うスプレッドも特徴で、全世界に21万人以上のユーザーを抱えています。

最低入金額は10ドル（約1,500円）からと少額でのスタートが可能で、ハイレバレッジ取引を試してみたい方に適しています。

海外FX業者で取引をするまでの流れ

海外FX業者で取引をするまでの流れは、以下のステップに分かれます。

口座開設をする

プロフィールを認証する

海外FX業者を利用するメリット

海外FX業者を利用するメリットは、以下の通りです。

ハイレバレッジでの取引を行える

海外FXでは、国内FXとは比較にならないほど高いレバレッジでの取引を行えます。

大手の海外FX業者は「最大500〜1000倍」というレバレッジを提供していることが多く、さらに多い業者では「最大無制限」というケースもあります。

1000倍のレバレッジをかけていれば、本来1,000円の利益しか出ない場面でも、10万円の利益になります。

ゼロカットシステムで追証（借金）が発生しない

ほとんどの海外FX業者は「ゼロカット」のシステムを採用しています。

ゼロカットとは、どれだけ大きい損失が出ても自己資金を全て失うゼロの段階で止まる、という仕組みです。

それ以上のマイナスの損失が発生しないため、いわゆる借金を背負うことがありません。

ゼロカットがない国内FXの場合、マイナス分が生じたら、その穴埋めのために追証（追加証拠金）を支払う必要があります。

口座開設ボーナス・入金ボーナスなどの特典が豊富

多くの海外FX業者は、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、様々なボーナスを提供しています。

例えば口座開設ボーナスでは1万〜1万5,000円程度という業者が多く、入金ボーナスは初回100％などのパターンが多く見られます。。

このようにボーナスの特典が充実していることも、海外FXのメリットの一つです。

海外FX業者を使う際の注意点

海外FX業者を使う際の注意点は、以下の通りです。

国内FXよりも入出金に時間や手数料がかかる

海外FXは国内FXと比較して、入出金で時間や手数料がかかります。

理由は「日本の銀行やクレジットカードが使えない」ことが多いためです。

クレジットカードは稀に使えるものもありますが、ほとんどは使えません。

そのため、様々な送金サービスを利用することになり、時間や手数料がかかります。

出金拒否・約定拒否が起きるケースがある

海外FXでは稀に出金拒否や約定拒否をされることがあります。

出金拒否はそのままで、出金の申請をしてもそれを拒否されるものです。

拒否される原因は、主にトレーダーが利用規約を守らなかったというものです。

例えばスキャルピングや両建てが禁止されている業者の場合、故意でなくともこれらの行為をしてしまった場合、それが原因で出金拒否をされることもあります。

約定拒否は、売買をしようとしても約定しないというケースで、これはめったに起きないトラブルです。

起きるのは経済指標の発表前後など、相場が激しく動く場面です。

信託保全のない業者が多い

海外FXでは、信託保全のシステムがない業者がほとんどです。

信託保全とは「信託銀行に顧客の資金を預ける」ことです。

信託保全をしている場合、FX業者が倒産してもあなたの資金は信託銀行に保全されています。

そのため、FX業者に倒産などのトラブルがあっても、自分の資金は基本的に全額返ってきます。

国内FXの業者の場合、この信託保全を行うことが金融庁によって義務付けられています。

しかし、海外FXではこのようなルールがないため、ほとんどの業者には信託保全のシステムがありません。

代わりに、海外FXでは「分別管理」のシステムは多くの業者が採用しています。

これは「顧客の資産と会社の資産を別々に分ける」方式です。

このため、基本的に顧客の資産は保全されますが、全額は補償されないことがほとんどです。

両建てのルールが厳しい

海外FXでは「同じ業者の同一口座内」での両建ては、一般的に許可されています。

しかし「違う業者、違う口座」などでの両建ては、全て禁止されています。

もちろん、仲間と示し合わせて「違う人」と両建てをするのも禁止です。

これらは意図的にやったものでなく「偶然そうなった」場合でも利用規約に停止し、凍結されることがあります。

（ルールを知っていればめったに抵触することはありませんが）

海外FXで両建てのルールが厳しいのは、国内FXと違い「ゼロカットがある」ためです。

ゼロカットがある場合、両建ての「片方で大きな利益を出し、片方で大きな損失を出す」という手法で、ノーリスクで大きな利益を出せます。

ゼロカットがある限り、マイナス分については業者が負担してくれるため、上のやり方だと損失の方が必ず小さくなるためです。

海外FXに関するよくある質問

海外FXに関してよく見られる質問は以下の通りです。

FXは国内と海外どっちがいい？

これは当然ながら「人による」というのが結論です。

安全性だけを重視するのであれば国内FX、稼ぎやすさを重視するなら海外FXを選ぶのが良いでしょう。

安全性については、国内FXは全ての業者に信託保全があり、業者が倒産しても基本的に全額が返ってきます。

稼ぎやすさについては、海外FXでは国内ではありえない100倍以上のハイレバレッジが当たり前で、取引量自体も多いため、利益を出すチャンスが無数にあります。

海外FXの税金はいくらから？

「年間の利益が20万円を超えた」場合、確定申告が必要になります。

これは、給与所得者（会社員など）でも、個人事業主・専業主婦などの方々でも同じです。

海外FXの利益は「雑所得」に分類されます。

そして、雑所得は年間20万円を超えたら、確定申告が必要です。

確定申告は必要ですが「納税」は、まだ必要ではありません。

納税が必要かどうかは、その他の所得（サラリーマンなら給与所得、個人事業主なら事業所得）などと合わせて判断されます。

海外FXは違法ですか？

結論からいうと、日本に住む日本人が、海外FX業者を利用することは違法ではありません。

また、それぞれの海外FX業者も、それぞれの国では当然違法ではありません。

（それぞれの国のルールに則っているため、各国のライセンスを取得しています）

つまり、海外FX業者は違法ではなく、それを日本人が利用することも違法ではありません。

ただ、金融庁は「海外FX業者が日本人を相手にサービスを提供すること」を禁止しています。

しかし、先に説明した通り「日本人が自主的に海外FX業者を利用すること」については禁止していません。

（現状、禁止できる法律がありません）

そのため、日本人トレーダーが海外FX業者を利用することは、少なくとも現在のルールでは問題ありません。

今後ルールが変更になるとしても、日本は進んだ法治国家であるため、独裁国家のように急に変更となることはありません。

必ず数年の猶予があるので、FXの資金を安全に移動させるには十分です。

海外FXが危ない理由は何ですか？

海外FXが危ないといわれる理由は、主に以下の通りです。

1. 基本的に信託保全がない
2. 出金拒否や約定拒否が稀にある
3. 中にはライセンス未保有の業者も混ざっている
4. ハイレバレッジでの取引ができる

①・②についてはここまで説明してきた通りです。

③については、ほとんどの業者はライセンスを取得していますが、中には極めて稀に「どの国のライセンスも取得していない」という業者が混ざっています。

④については、これが海外FXのメリットでもあり、リスクでもあります。

ハイレバでの取引を行える場合、わずかな変動でも大きな利益を狙うことができ、大きな損失を被るリスクもあります。

海外FXで借金になることはある？

海外FXで借金になることは、基本的にありません。

理由は「ゼロカット」のシステムがあるためです。

ゼロカットとは「自己資金がゼロになった時点でポジションが強制決済される」というシステムです。

簡単にいうと「強制終了」のことで、最悪でも「資金がゼロになる」だけで終わるようになっています。

稀にゼロカットが間に合わなかった場合に、わずかに借金が発生することはあります。

まとめ：おすすめの海外FX業者

海外FX業者では、今回紹介してきた以外にも、まだ多くの会社が存在します。

しかし、今回紹介した10社であればどこも信頼性が高く、初心者の方でも安心して利用しやすいといえます。

そのため、海外FXを初めて利用する方は、今回の10社から試していただくのが賢い選択肢といえるでしょう。

そして、10社の中でも特におすすめできるFX業者が、XMTradingです。

XMTradingは海外FX業者を代表する大手の1社であり、日本人ユーザーの間で特に人気が高い1社です。

日本語対応も万全であり、最大1000倍のハイレバレッジや業界屈指の低スプレッドなど、多くのメリットがあります。