海外仮想通貨でスキャルピングは禁止？おすすめの取引所を紹介！

数秒から数十分という短時間でトレードを繰り返す「スキャルピング」。

このスキャルピングを海外仮想通貨の取引所で行う時、最初に気になるのは「そもそも許可されているのか」という点でしょう。

この他にも「スキャルピングでおすすめの取引所」や「スキャルピングに適した取引所の選び方」なども、多くの人が知りたい点かと思います。

本記事ではこれらの情報に加えて「海外仮想通貨でスキャルピングを行うメリット・デメリット」なども解説します。

海外仮想通貨のスキャルピングは禁止？

海外仮想通貨のスキャルピングは、禁止されていません。

例えば、海外仮想通貨でトップレベルの人気を誇る取引所であるBitgetの場合、公式サイトで以下のような説明がなされています。

自動スキャルピングは市場が穏やかなときに効果を発揮しますが、スイング トレードは大きなトレンドがあるときに最も効果的です。

引用元：暗号通貨現物取引におけるリスク管理｜Bitget

これは公式ブログのような軽いテイストの記事ではなく、リスク管理について真面目に説明するページです。

そのページでこのようにスキャルピングを行えることが明記されています。

このように公式サイトでスキャルピングをできることが明記されている海外仮想通貨取引所は、Bitgetだけではありません。

海外仮想通貨のスキャルピングでおすすめの取引所

海外仮想通貨でスキャルピングを行う際、おすすめの取引所は以下の通りです。

Bitget（ビットゲット）

Bitget（ビットゲット）は、コピートレードで最も人気のある海外仮想通貨取引所の1社です。

800種類以上の暗号資産を取引できるため、マイナーな草コインにも投資しやすいことが特徴です。

全世界で2500万人のユーザーを抱えており、取引高が高い点でもスキャルピングに適しています。

XM Trading（エックスエムトレーディング）

XM Trading（エックスエムトレーディング）は、世界を代表する海外FX業者であり、仮想通貨の取引所としても有名です。

最大500倍という、海外取引所の中でもトップレベルのハイレバレッジを利用できることが特徴です。

スプレッドの狭さにも定評があり、リクオート（約定拒否）がない点でも、安心してスキャルピングを行えます。

FXGT（エフエックスジーティー）

FXGT（エフエックスジーティー）は、海外仮想通貨取引所の中で最も高い「最大1000倍」というレバレッジが特徴の取引所です。

取引手数料が無料で、スプレッドが低い（最小0pips）という点でも、スキャルピングに適しています。

日本語対応もサイト・アプリともに万全で、日本人のスタッフさんによるサポートを24時間365日受けられます。

Exness（エクスネス）

Exness（エクスネス）は、最大400倍という海外仮想通貨の中でも高めのレバレッジをかけられる取引所です。

世界で80万人を超すアクティブトレーダーを抱えており、取引高が多い点でもスキャルピングに適しています。

3カ国のライセンスを取得しており、大手の海外仮想通貨取引所の中でも特に信頼性の高い1社です。

BigBoss（ビッグボス）

BigBoss（ビッグボス）は、仮想通貨FXで「業界最狭」を謳うスプレッドの低さで人気の取引所です。

最大レバレッジは50倍と低めですが、他のトレーダーのゼロカット分の損失を負担する必要がなく、その分手数料やスプレッドが安くなっていることがメリットです。

このため、50倍以上のレバレッジを必要としていない方に適した取引所といえるでしょう。

海外仮想通貨のスキャルピングのメリット

海外仮想通貨でスキャルピングを行うメリットは、以下の通りです。

価格変動のリスクを抑えられる

スキャルピングは短時間で取引を行うため、その仮想通貨を保有している間の価格変動のリスクが小さくなります。

仮想通貨は稀に短時間で暴落することもありますが、それでも保有時間が短ければ、そのような暴落に遭遇するリスクが低くなります。

資金効率（資金の回転率）を上げられる

スキャルピングでは、1つの仮想通貨を長期間保有することなく、短時間で決済します。

そのため、資金の回転率が上がり、少額の資金でも効率よく投資を行えます。

もちろん、売買する度に手数料やスプレッドは発生するので、その損失は考慮する必要があります。

オーバーナイトリスク（就寝中の変動）がない

これはスキャルピングだけでなく、デイトレードでも共通するメリットです。

スキャルピングやデイトレードでは、必ずその日のうちに決済をしています。

1日の終わりに保有している仮想通貨がないため、就寝中の暴落や急騰などの相場リスクがありません。

海外仮想通貨のスキャルピングのデメリット

海外仮想通貨でスキャルピングを行うデメリットは、以下の通りです。

取引コストが高くなる（手数料負けしやすい）

スキャルピングでは取引回数が多くなるため、自然に取引コストが高くなります。

具体的には取引手数料やスプレッドがかさみます。

海外取引所では取引手数料無料のところが多いものの、スプレッドはほとんどの取引所のスタンダード口座で、一定の幅に設定されています。

ゼロスプレッド口座など、低スプレッドに特化した口座もありますが、仮想通貨ではゼロ口座の提供が少なめになっています。

大きな利益を狙いにくい

スキャルピングは短時間で決済をするため、その間に価格が大きく変動する確率が低くなります。

これは「大きな損失が出にくい」というメリットでもありますが、逆に「大きな利益を出しにくい」というデメリットでもあります。

仮想通貨も含めて、全ての投資は「ハイリスク・ハイリターン」か「ローリスク・ローリターン」が基本です。

心身の負担が大きい（集中力が必要）

スキャルピングは、わずかなトレードチャンスも逃さないよう集中する必要があります。

このため、取引をしている間は心身の負担が大きくなります。

自動売買（EA）でスキャルピングを設定すれば、自分自身の負担は減ります。

海外仮想通貨のスキャルピングの取引所の選び方

海外仮想通貨でスキャルピングを行う際の、取引所の選び方のポイントは以下の通りです。

スキャルピングが許可されていることを確認する

ほとんどの海外取引所では、スキャルピングが許可されています。

しかし、稀に禁止している取引所や、条件を設けている取引所もあります。

取引高の多い大手取引所を選ぶ

取引高の多い大手取引所であれば、短時間でも多くの取引が行われるため、相場が激しく上下します。

このため、スキャルピングで利益を出すチャンスが多く生まれます。

総合的なスペックや評判を見て決める

スキャルピングを行う上でも、最終的に最も重要なのは「その取引所自体を信頼できるか」です。

海外仮想通貨取引所は、かつて業界2位を誇り世界の注目を集めていたFTXのように、短期間で突然破綻するケースが見られます。

このため、安心して利用できる信頼性の高い取引所であることが、利用の大前提といえます。

海外仮想通貨のスキャルピングの注意点

海外仮想通貨投資でスキャルピングを行う際の注意点は、以下の通りです。

マルチモニタなどの取引環境を整える

スキャルピングはわずかなチャンスを逃さずにトレードするため、取引環境を整える必要があります。

具体的には、ハイスペックなPCに4画面〜8画面という多数のマルチモニタを接続する必要があります。

スマホでもスキャルピングを行うこと自体は可能ですが、小さな画面から得られる情報には限界があり、取引のレベルはどうしても下がります。

毎回根拠のあるトレードを行う

これはスキャルピングに限らず他の手法でもいえることですが、毎回根拠を持って取引を行う必要があります。

例えば「この銘柄は上昇する」と判断する場合、その上昇の根拠を明確にして、その上で銘柄を購入する必要があります。

このような根拠があれば、もし読みが外れて損失を出してしまった場合にも、自分自身の予測のどの部分が甘かったのかを検証できます。

このように失敗した時にプラスになるだけでなく、そもそも事前に相場の分析を行い、根拠をも特って取引する方が利益を出しやすくなります。

予測が外れたらすぐに損切りを行う

スキャルピングでは、成功した場合も利幅が小さいため、損失を毎回最小限に抑えることが必要です。

このため、暗号通貨を保有しても、その後の相場の動きが予測と異なっていた時点で、すぐに損切りを行う必要があります。

スイングトレードやポジショントレードのように、長いスパンで仮想通貨を保有する手法であれば、一時的に不利な状況になっても、あえて保有し続ける選択肢もあります。

海外仮想通貨のスキャルピングに関してよくある質問

海外仮想通貨のスキャルピングに関してよくある質問は、以下の通りです。

ビットコインFXでスキャルピングはできますか？

ビットコインFXはスキャルピングをできます。

ビットコインFXとは仮想通貨FXのことで、仮想通貨FXとは簡単にいうと「レバレッジや空売りを使える仮想通貨投資」のことです。

ほとんどのトレーダーは仮想通貨投資でレバレッジを使っているため「ビットコインFX＝仮想通貨投資」と言っても間違いではありません。

スキャルピングは1日何回取引するのですか？

スキャルピングは、1日あたり数十回〜数百回取引します。

間隔としては数十秒〜数十分の間に取引を行うことが大部分です。

スキャルピングではこのように取引の回数が多いため、取引手数料やスプレッドがかさみます。

まとめ：海外仮想通貨のスキャルピング

海外仮想通貨取引所のほとんどでは、スキャルピングが許可されています。

そして、その中でも大手で取引高が多く、自動売買でもスキャルピングが許可されている取引所が、利益を出しやすいといえます。

そのような取引所の一つが、コピートレードで最も有名な1社であるBitget（ビットゲット）です。

売買できる銘柄数も800種類以上と豊富で、草コインなどの珍しい銘柄にも投資しやすくなっています。